いくつになってもときめく
私は20年近く嵐担でした。途中、いろいろ寄り道もしましたが、掛け持ちするにまで至らず、いつだって「一生嵐担」って公言し続けてきました。このまま降りることなんてないんだろうなって思って生きてきたわけです。
そんな私がTravis Japanと出会ってしまいました。
出会ったのはYouTube。と言ってもジャニーズJr.チャンネルが始まってすぐにチェックしたわけではなく、むしろ始まった頃はJr.がYouTube始める？？？ほージャニーズ事務所もとうとうネットデビューか…時代は変わったな…ぐらいの感想しか持たず、しばらくは検索することすらしなくて。
だって当時の私といったらSixTONESとSnow Manはほどほどに、HiHiJetsと美少年はなんとなく知ってはいたものの、Travis Japanって舞台班ってイメージも持ってたかどうか…申し訳ないけど宮近くんがいて、そういえば松松が加入したとか話題になってたっけなー？ぐらいの知識しかなくて。そもそも私はJr.担なんてこの先一生無縁ぐらいに思っていました。
そんな私がなんでジャニーズJr.チャンネルを見たかというと、たしか妹にHiHiの動画の話をされたからだったような。「先輩グループのデビュー曲を暗記せよ！」だったと思う…ぐらいの曖昧な記憶。デビュー組は満遍なくそこそこ興味があったので、きっと姉妹間で話題になったんだと思います。
で、HiHiの動画を観て、関連動画に出てくる他ユニの動画もちょこちょこ観ている間になぜかトラジャが私の何かに引っかかったわけです。時代に取り残されたBBAなので、宮近と松松以外わからんお初にお目にかかります状態。どれもこれもゆるーい動画だったけれど、今となってはそのほんわかのほほんとした雰囲気が嵐に似ていたのかも、と思ったり。
最初に気になったのはしめちゃんでした。見た目がとにかくかわいい！！！そして天然オブ天然。私の長年の担当である相葉雅紀を彷彿とさせる、むしろ上を行く天然っぷりが気になってに軽く調べてみたら相葉くんが可愛がっている後輩の内の1人じゃないですか…運命を感じました。
思えば私の人生はオタク一色でした。常に何かしらにハマってきた人生。ジャニーズ以外にも2.5次元、声優、V系、LDH…いろいろ手を出してきたけど、ここ数年は昔のような情熱を持って追いかける存在がいなくて人生つまらん！状態。何かにハマりたいけど何にもハマれない…みたいななんかもうしんどい日々を送っていたんですね。
そんな私の人生にまばゆい光がパーっと差し込んだ気持ちでした。トラジャ、ハマれるかもしれない…なんて考えるより前に今までのとらつべを繰り返し観るまでになりました。
そうして過去動画を繰り返し観ている内に、しめちゃんに対してツンデレ彼氏のような振る舞いを見せるスタイルめちゃくちゃ良い男の子が気になってきたんです。そういえば相葉くんもスタイル良かったな？気になる彼中心にまた動画を観てみる。うーん、この甘やかしたくなる感じ、心の片隅にヒモを養いたい願望を持つ私の性癖に刺さる…
中村海人くん沼の入り口へようこそ！！
そんなこんなで選ばれたのは中村海人くんでした（綾鷹みたいに）
いつの間にか目が離せなくなっていた、そんな感じ。え、恋じゃん…？過去ツイ遡ったら、これ4日間の出来事だったみたいです。ものすごいハマりよう。
こういうときのために少クラ録画続けてきたんですよね。もともと揃ったダンスが好きな私、踊る彼らを見て好きにならないわけがなかったよね。はぁーーー好き。うみくんのダンスに相葉くんを重ねてみたりしちゃったりして。体の動かし方好きです。振りが大きくてダイナミックなダンス、好きです。
このワクワクする感じを久しぶりに味わってしまったらもう戻れない！嵐活休したらしばらくオタクお休みするんだーとかほざいてたのに、まんまとジャニーズ事務所に捕まってしまいました。そんな2018年夏の出来事。
ハマった時期が悪く、残念ながら2018年のサマパラには間に合わず。2019年春、単独横アリ公演ぷれぜんとで初生トラジャデビューを果たすわけですが、とにかく天才でした。え、これがジャニーズJr.？って感じのコンサート作り上げてきて。セトリは天才の極みだし、私の大好きな大好きなコンサートの作り方？をしていて、嵐の後に天下取るのはこの子たちだ…！一生ついていく(T_T)(T_T)(T_T)となったわけです。
Travis Japan、7人まるっと愛おしい。
出会って2年経った今、地獄のような伝説の8.8を乗り越えて、初のソロ公演も終えて、見違えるほどたくましくなった。あの頃よりももっともっと大好きな7人になりました。
相葉担を降りる日が来るなんて思いもしなかった。自担はいつだって相葉くん。もうどこが好きとか、何が好きとかじゃない。人生の半分に「嵐・相葉雅紀」という存在がいたから、それが当たり前になってた。誕生日や血液型みたいな感じで、相葉くんという存在は私を構成する一部として人生に溶け込んでいたわけです。でも、活休が決まって、嵐としての相葉雅紀は一旦お休みになってしまうとなったら、これはもうアイデンティティの崩壊です。だとしても、とりあえず2020年末までは嵐担は続けるって思ってたはずなんだけど、終わりが見えてしまっている中での某メンバーの結婚で完全に心が折れてしまったんですよね。たぶん。このまま2020年末まで嵐担で突っ走った後に私には何が残るんだろう？と思ってしまったり。
ずっと認めたくなかったこと。ただの執着心で嵐担を続けているってこと。でもトラジャに出会って、認めざるを得なかったというか、もう成長しきってしまった嵐に私なんて不要なんだと改めて思い知らされた気がしました。他人の嵐への想いをどうこう言うつもりはさらさらありません。ただ、私がアイドルを応援する理由の一つに、たとえ微力だとしても彼らの成長の一助になりたいという気持ちがあるだけ。その気持ちはもう嵐では味わえないと思っただけの話。まあ、所謂「わしが育てた」感を味わいたいこじらせオタクなんです。
思いがけず担降りブログみたいになってしまったけど、まあちょっと前に担降りしたわけです。いつの日か、うみくんを自担と呼びたくなってしまった。その気持ちを無視できなかった。櫻井くんは活動休止の記者会見で「嵐を宝箱に閉じ込めたい」と言いました。なんて素敵な表現なんだろう、と。私も嵐との思い出は全部全部大切に宝箱に閉じ込めておきたい。どれもこれも忘れたくない。辛いこともたくさんあったけど、2007年までの楽しかった思い出が忘れきれずにその後13年間も嵐を追いかけ続けてきた。それだけ楽しくて楽しくて楽しくて。キラキラに輝いた8年間は私の青春そのものでした。
長いジャニオタ人生、NEWSデビューとキンプリデビューで推しが離れ離れになる辛い経験を2度もしたので、もうJr.なんて絶対好きにならないって思ってたのに。
Travis Japanは7人で絶対デビューしてよね？いや、絶対絶対デビューします。いい年してジャニオタってふと冷静になると結構しんどい時あるんだけど、それでもこんなに素晴らしいグループが日に日に成長していくのが手に取るようにわかるのに、今オタクやめるなんてもったいないと思ってしまう。いつか彼らの努力が報われますようにと切に願ってやまない日々。もう少しオタク続けようと思います。
